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3.11福島原発事故による影響から子どもたちを守ろうという趣旨に賛同した12人の絵本作家たちによる、思いがこめられたカレンダー。
今年は新たに、出久根育さん、鈴木邦弘さんが参加。12名の絵本作家の皆さんが、子どもたちのために素晴らしい作品を提供してくださいました!
※10月1日(土)より順次発送いたします。
応援カレンダープロジェクト
詳細はコチラから→https://12ehoncalendar.com/
1月 村上康成さん
2月 酒井駒子さん
3月 鈴木邦弘さん
4月 荒井良二さん
5月 どいかやさん
6月 吉田尚令さん
7月 あおきひろえさん
8月 降矢ななさん
9月 市居みかさん
10月 堀川理万子さん
11月 出久根育さん
12月 長谷川義史さん

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ウネラの「生きづらさ」のもととなっている極私的な問題を検証し、読者のみなさんと共有する冊子です。
第3号では、ウネラが朝日新聞社在籍時に受けた警察官による性暴力被害に続き、高校野球での性被害(第二事件)について検証しています。
目次は下の「説明」欄をご覧ください。
A5サイズ/20ページ
※単品でのご注文の場合、定形外郵便(送料無料)でお届けします。
※複数のご注文・他商品と合わせてのご注文の場合、クリックポスト(送料無料)でお届けします。

東京五輪が福島市で始まった2021年7月21日の、スタジアム『周辺』の様子を精緻に描写したルポルタージュ。
36ページ(本文17777字/写真10枚)
※ダウンロード商品(PDFファイル)です。ご注文受付の自動返信メールの後に、ダウンロードリンクを記載した注文完了メールをお送りします。
【解説】喜劇的な悲劇――笑って笑って泣けてくる駄文(ウネラ)
<午前11時。福島の、こどもたちが五輪応援のために提供したのであろうアサガオが、スタジアムからかなり離れた場所に置かれていました。>
五輪ソフトボール競技が福島市内で始まった7月21日。青い鉢に植えられたたくさんのアサガオが映る1枚の写真とともにウネリが投稿したツイートはたちまち拡散し、1万件以上リツイートされた。しかしその日ウネリは、主目的の取材に失敗し、巨大なスタジアムの外側でひとり虚しいドタバタ劇を演じていた。
何度もくり返される警備員や警察官との押し問答。出会った人たちとの会話。場景と心情の描写。そのいずれも、しつこいほどに省略せず、スタジアム周辺をあくせく動き回っていたときと同じ馬鹿なリズムで、精緻に再現している。
なんとかそのリズムに乗って「くだらない」と笑っているうち、ふと、これはすべて、実際に起こっていたことなのだと気づく。階段を踏み外すような感覚ののち、ここに書かれていることが、途方もない、悲劇的な現実だと思い知る。たぶん、空に向かって「青蛙!」と、声に出して言ってはいないと思うが。
「最初に謝っておきますね。フリーの身なので大会の取材許可証は持っていません。だから選手たちの迫真のプレーや試合後の感動の涙などは、この文章に一切お目見えしません。あくまで福島にやってきた五輪の『周辺』ルポです。中身はすかすか。叩けばポンと文明凋落の音が鳴るような駄文を目指しますので、悪しからず。」
筆者ウネリは、目的を達成したと言えるだろう。果たして読者は文明凋落の音が鳴る駄文に、何を見るだろうか。

物書きユニット「ウネリウネラ」が十話の随想と詩を収録したファーストブック。
ためし読み→ウネリウネラ『らくがき』
四六判/128ページ/並製
ISBN 9784991174605
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